金銭消費貸借契約書

企業法務1年目の教科書 契約書作成・レビューの実務 単行本 – 2024/2/16 幅野 直人 (著)

 個人間の借用書とは、 借金の返済を約束するため、借主が作成して貸主に提出する書面 です。

「私(債務者)は、(債権者)さんに金〇万円をお借りしました。日付 債務書名」

 貸した事の証拠にはなりますが、返済期限や返済方法が約束されてません。個人間で借用書を使わるのでしたら、貸す側が用意した方がいいと思います。無担保で貸すと、借りた側の方が立場が強くなります。返してあげる側と返してもらう側という関係になります。

             金銭消費貸借契約
(無利息・一括返済)貸主。。。(以下甲という) 借主。。。(以下乙という)は、以下の通り金銭消費貸借契約を締結した。
目的・・・乙は~を購入目的で甲からの借入を希望し、甲は乙に金銭の貸付を了承した。別目的で借入てたら解除できるように目的を書く。甲と乙を間違えないように

貸借・・・貸主甲は令和〇年〇月〇日金〇〇万円を貸し渡し、借主乙はこれを受領し借用した。

借入金の弁済方法・・・乙は元金を令和〇月〇日までに以下の甲の銀行口座に送金して弁済しなくてはならない。(振込手数料は乙負担)
     〇〇銀行〇〇支店 普通預金 口座番号・・・・・ 口座名義人・・・・

 上記のとおり甲乙間で金銭消費貸借契約が成立したので本証書2通を作成し、各自署名捺印し各自1通ずつ所持する。

 令和〇年〇月〇日               甲貸主 住所
                            氏名     印

                        乙貸主 住所
                            氏名     印

以上が個人間のお金の貸し借りの無利息の簡易型仕様でした。

 事業会社が個人へ、事業会社が事業会社への貸付は、もっと契約内容が厳しくなる。

利息、遅延損害金、期限の利益の喪失、連帯保証人、保証人に対する情報提供、協議解決、合意管轄

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